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東シナ海のガス田開発問題で、日中両政府が昨年6月、日本企業が資本参加し共同開発
することで合意した中国開発のガス田「白樺(中国名・春暁)」に、中国船が到着している
ことが11日、分かった。複数の政府高官が明らかにした。
出資比率など、共同開発に関する具体的事項を定めるまで開発は中断するとの合意のため、
政府は掘削が確認できれば合意違反として抗議する方向で、事態を注視している。
ただ現時点では、自衛隊のP3C哨戒機が撮影した写真で掘削用ドリルなど開発再開のための
機材は確認できておらず、情報収集と分析を急いでいる。
政府高官によると、船は中国が建設した掘削作業用のプラットホームの修理や部品交換
などのために来た可能性もあるため、慎重に対応を検討している。
日本が主張する境界線である日中中間線付近のガス田のうち、両国は昨年6月、「白樺」の
開発に日本企業が出資するほか、「翌檜(あすなろ)」(同・龍井)の南側の海域での
共同資源探査で合意した。
▽News Source 毎日jp 毎日新聞 2009年7月12日 2時30分
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▽東シナ海ガス田問題
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