09/07/04 06:41:46
来年1月に「日本年金機構」に移行する社会保険庁で、正規職員約1万3100人の
うち、年金機構や厚生労働省などへの再雇用から漏れた職員が千人弱に上ることが
3日、分かった。年金記録問題など数々の不祥事で国民の年金不信を招いた社保庁は、
多数の職員のリストラという事態に追い込まれた。
社保庁はこれらの職員に年金機構の準職員(有期雇用)への再応募を呼び掛けるほか、
退職を勧奨するが、応じない場合は強制的に退職させる分限免職となる。組織の改廃に
伴う国家公務員の分限免職は1964年を最後に例がなく、訴訟に発展する可能性も
ある。
有名人の年金記録のぞき見などで懲戒処分歴のある約790人は年金機構には採用
しないことが決まっており、扱いが注目されていたが、このうち300人弱は厚労省
への採用が決まった。残りは退職を迫られ、不採用者千人弱の半数余りを処分歴の
ある人が占めることになる。処分歴のないほかの職員は人事評価などで選考から
漏れた。
再雇用先の内訳は、年金機構の正職員に9614人、準職員に357人、厚労省の
年金局や保険局、地方厚生局などに約1200人。
そのほか、全国健康保険協会(協会けんぽ)に45人、機構への採否が保留されて
いる職員が約200人、定年や自主退職が約700人。不採用者の一部は機構の
準職員として吸収され、最終的なリストラ人数は目減りするとみられる。
◎社会保険庁 URLリンク(www.sia.go.jp)
◎ソース
URLリンク(www.47news.jp)
◎過去スレ
【官公庁】日本年金機構、社保庁職員9971人の採用を内定--民間人採用枠は倍率12倍 [05/19]
スレリンク(bizplus板)