09/06/26 23:58:50
>>1の続き
E いちばんインパクトが大きかったのはタクシー券がなくなったこと。
以前から、タクシー券の枚数制限が月10枚、月5枚と減ってきてはいたけれど、完全になくなったのは初めて。
今は申請書を書かないと1枚たりとも出ません。
昔はまくようにあったタクシー券がなくなって、40代以上の方たちはかなりショックを受けていましたね。
バブル期を知っている人には悲劇そのものみたい。
個人的にはむしろ、今までがちょっとおかしかったと思うのですが。
D インターネット広告は費用対効果にシビアな世界なので、もともとタクシー券なんてなかった。
最初から経費を相当絞っていたので、大きな変化はないかな。
ただ、カラーコピーの枚数を減らせとか、そういう細かい話は出ているけど。
A ボーナスがねー。それは何ですか? という感じ。
うちは年1回だけど、それでも今年は1カ月分出るかどうか。
やばいです。さすがに、こんなことは今まではなかった。
C うちもボーナスは何割減という感じで大幅に減ってきているよ。
E 同じく。
給料は変わっていないけれど、もともと残業代とボーナスで稼いでいるところがあったから、厳しいね……と嘆いています。
A 最近は休日勤務禁止、深夜残業も禁止。
でも、飲みに行くにもカネがないので、みんなジョギングしたりして、すっかり朝型人間に。
何だか健康になってしまった。朝、読書会やったりね(笑)。
E つらいのは不況で広告予算が減っても、私たちの作業量が変わらないことですね。
そのうえ、競合が増えていて、つねに全力でいかないといけないのが、キツイ。
ルーチンをやりながらコンペの準備をしているので、現場は相当、疲弊してます。
C それに加えてうちは人件費の削減の大号令の下、ここ2~3年、派遣が減ってデスクの人数が極端に少なくなってしまった。
昔なら3人でやっていたことを2人でやってます。
A 今は広告の手法が非常に細かくなって、キャンペーンのつながりとか、仕事量はどんどん増えている。
やってもやっても、やりきれないですね。
E これまで、うちのような大手は、金額の小さな販促の商談を取りにいくことはなかったのですが、
最近は、マスの広告だけじゃなくて、こういう細かい仕事も取りにいく流れが出てきました。
C 販促費はチラシ制作とかPOP制作とか、一つひとつの制作費がすごく細かいから、
以前はテレビ局の口座を持つような大手代理店はほとんど手を出さなかった。
でも、クライアントの宣伝予算が大幅に削減されると、そうもいっていられない。
私もメーカーの営業さんとの会議に出席したり、直接店舗の売り場を見に行ったりしています。
E 販促のコンペでは映像系の会社や大日本印刷といった大手の印刷会社と競合しています。
紙の販促物の制作費で印刷会社の価格に勝つことは絶対に無理だから、
その分、代理店を使う利点や付加価値をさらに強めていかないと。
代理店を使えば人気スターをメインビジュアルで使えるとか、何か事故があった場合も、すべて対応できるとかね。
>>3に続く