09/06/24 06:28:44
厚生労働省は23日、病院の入院費用などを踏み倒す悪質な患者が増加しているため、
2010年度から国民健康保険(国保)を運営する市町村に対し、未払いの医療費が
一定額を超えるなどの基準を満たした場合、財産の差し押さえを含む回収を求めていく
方針を固めた。医療機関の自助努力による回収が限界に来ていると判断した。
正式実施に先立ち、今年度中に複数の市町村でモデル事業を展開する。
国民健康保険法には、患者が支払わない医療費を、国保の運営主体である市町村が
医療機関に代わって回収する「保険者徴収制度」が規定されている。しかし、医療
機関の自助努力を前提としている上、市町村側が「医療機関の回収努力が不十分」
といった理由で要請を拒否するケースが少なくない。厚労省の調査によると、
06年度に医療機関から保険者徴収の請求を受けた自治体は34団体、回収額は
約33万円にとどまり、事実上機能していない。
◎ソース URLリンク(www.jiji.com)
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