09/06/18 15:50:57
交通事故で家族を失った人たちでつくる「全国交通事故遺族の会」のメンバーが
18日、国土交通省で記者会見し、23日に開かれるトヨタ自動車の株主総会に
株主として出席すると発表した。
同社トップに対し、交通事故を映像で記録する「ドライブレコーダー」を全車標準
搭載とすることなど、積極的な安全対策を直訴するためだ。同会理事の片瀬邦博さん
(66)らは「メーカー側がやる気になれば、ドライブレコーダーを搭載できるはず。
業界トップのトヨタに、ぜひ先例となってもらいたい」と訴えている。
トヨタの株主となったのは、同会メンバーの有志17人。このうち7人が、株主総会
に出席する予定。
会の遺族らは、事故前後の映像や速度などの記録が残っていれば、事故の真相解明の
ほか、事故を減らす効果もあるとして、街頭活動などを通じてドライブレコーダーの
普及を呼びかけてきた。自動車メーカーにも標準装備を要望してきたが、価格面など
の壁があり、乗用車の普及は0・1%程度にとどまっている。
トヨタによると、現在は5万円程度のドライブレコーダーをオプションで装備できる。
同社では「ドライブレコーダーの標準装備は価格が上がることにもつながる。ただ、
安全性は最重要課題と考えており、市場の声を聞きながら今後も検討していきたい」
としている。
◎トヨタ自動車 [コード/7203] URLリンク(www.toyota.co.jp)
◎ソース
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