09/06/18 11:37:28
米Intelは6月17日、Coreブランドを中心とし、Centrinoブランドを廃止する計画を
明らかにした。これまでの複雑なブランド構造を分かりやすくすることが目的という。
同社は今後、「Intel Core」を“ヒーロー”クライアントブランドをして戦略の中心に据える。
現在のCoreブランドはCore 2 Duo、Core 2 Quadなど幾つか種類があるが、それらの
派生ブランドを廃止して、「Core i3」「Core i5」「Core i7」というシンプルな構成に
する。
i3はエントリーレベル、i5はミッドレンジ、i7はハイエンドのプロセッサに付けられる。
これらの記号はブランドではなく、あくまでもCoreブランドに付く「修飾語」だと
Intelは述べている。例えば、Lynnfieldプロセッサは「Intel Core」ブランドを冠するが、
機能などによってi5またはi7が付くという。
Celeron、Pentium、Atomのブランドは今後も継続する。
引き続き、Celeronは低価格CPUとして、Pentiumは基本的なコンピューティング向けの
製品として、Atomはモバイル向けとして提供する。
プラットフォームブランドについても変更を行う。企業向けプラットフォームの
「vPro」ブランドは継続し、「Intel Core i7 vPro」といったようにIntel Coreブランドと
組み合わせた名称にする。この変更は来年から実施する。モバイルプラットフォームの
ブランドとして使用してきた「Centrino」は来年から廃止し、Intel Coreにフォーカスする。
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