09/06/13 14:46:11
東洋商事（株）（練馬区貫井２－１－２９、設立昭和４９年６月、資本金５１００万円、
田中憲次郎社長、従業員１２７名）と関連会社４社は６月１２日、東京地裁に民事再生手続開始を
申し立てた。
申立代理人は加々美博久弁護士（港区西新橋１－４－９、西内・加々美法律事務所、
電話はソース参照）ほか。
監督委員には小高正嗣弁護士（新宿区高田馬場１－３３－１３、小高法律事務所、
電話はソース参照）が選任された。
債権者向け説明会を６月１５日（月）午前１０時より[よみうりホール（千代田区有楽町）]で
開催予定。
負債は東洋商事が約６７億円で、関連会社４社を含めた５社の合計約８４億９０００万円
同社は昭和４９年６月に食材卸を目的に埼玉県内で設立。飲食、居酒屋チェーン向けの
食材ベンダーとしては相応の知名度を有し、調理冷凍食品、ドライ食品、水産物、畜産品など
扱い品は多岐に渡っていた。関東のほか大阪、名古屋など主要都市に営業所を置くほか、
関連会社を通じて大阪、所沢、春日部に大型物流センター、前橋市に食材加工工場を設置するなど
業容を拡大し、平成１６年４月期には年商１９０億８５００万円をあげていた。
しかし、１８年４月期には大口取引先との取引解消が重なり年商１１８億円にまで減少、
その後は再度新規取引先の開拓に努め２０年４月期には１６３億６９００万円に回復していた
ものの、過去の設備投資が負担となっていた。また、競合激化や値下げ要求などから収益は
低調に推移、ここにきて金融情勢の悪化などから今後の資金繰りの目処が立たなくなった。
同時に民事再生手続開始を申し立てたのは以下の４社
・（株）東商ニッカ食品（同所、設立平成１８年３月、資本金５０００万円、同社長、
惣菜製造、負債：８億５０００万円）
・（株）東商ロジエース（練馬区貫井２－１－１９、設立平成１７年８月、資本金３０００万円、
横手悦夫社長、物流、負債：３億円）
・（株）東商ロジエース大阪（摂津市鶴野４－２－２１、設立平成１７年９月、資本金１０００万円、
谷口俊彦社長、物流、負債：２億４０００万円）
・東商運輸（株）（練馬区貫井２－１－１９、設立平成６年１２月、資本金２４００万円、
田中宏幸社長、配送業、負債：４億円）
ソースは
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