09/06/13 10:51:40
世界で栄養不足の状態にある飢餓人口が今年上半期の統計で、10億人の大台を
突破する見通しであることが12日わかった。
世界食糧計画(WFP)のジョゼット・シーラン事務局長がロイター通信に語った。
WFPの関連機関である国連食糧農業機関(FAO)が昨年発表した飢餓人口は
9億6300万人だったが、アジアやアフリカでは依然、食糧価格が高水準で
推移しており、上半期だけでさらに1億500万人増える見通しという。
最新統計はFAOが近く発表する。
WFPは飢餓対策として64億ドル(約6200億円)の食糧支援を求めているが、
世界的な金融・経済危機の影響で各国の拠出は計15億ドルにとどまり、アフリカ
東部や北朝鮮で支援事業が一部停止に追い込まれているという。
◎ソース
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