【3セク/交通】千葉都市モノレール、延伸の負担に懸念の声も [06/06]at BIZPLUS
【3セク/交通】千葉都市モノレール、延伸の負担に懸念の声も [06/06] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
09/06/06 18:46:02
「モノレールに資金をつぎ込み続けたら、市の財政全体に影響が出るのではないか」。
千葉市中央区で今年二月、市民団体「モノレールの未来を考える会」主催の講演会が
開かれた。約百人の出席者からはモノレール関連事業の将来負担を懸念する声が
相次いだ。

市などが出資する第三セクター「千葉都市モノレール」の開業から二十一年。
市は県が撤退した二〇〇六年度以降、事業主体として会社を支える。
だが、市のモノレール政策に疑問を抱く市民は少なくない。

◇赤字体質

モノレールは〇五年度に会社再建を目指すまで、深刻な赤字体質に陥っていた。
増え続けた累積損益は〇四年度に約二百億円。

経営改善のため、当時経営にかかわっていた県と市は貸付金など計約二百五十億円を
放棄。市が施設の一部を無償で引き受け、減価償却費の負担を減らして〇六年度に
初の黒字化を実現させた。

一方、建設費百七十六億円を見込む延伸の検討も続けられる。

延伸計画は、県庁前駅から市立青葉病院までの約二キロ区間。推計では利用が
一日約八千八百人増え、累積約八十億円の収支改善につながるという。

〇五年度に公表されたルート案は県庁前から市立郷土博物館、千葉大亥鼻キャンパス
を通過する。市は本年度中にも計画を決定し、事業認可に向けて動きだしたい意向だ。

◇ルート巡り論議

ところが、市は関係機関との調整に手間取り、大前提のルートさえ正式決定に至って
ない。特に延伸ルートの途中にある県警本部との話し合いが決着していないとされる。

五月の市議会特別委員会で、市側は「県警の直近を通るので、『離してくれないか』
とかなりの議論になっている。県警に問題がなければ、すっといく」と釈明した。

市によると、県警側は、新庁舎に出入りする容疑者ら関係者を見られることに不安感
を抱いているという。ただ、ルートを変えると県庁前駅の移動など建設費がかさむ
可能性も。協議は滞ったままだ。

市民の意見も割れている。モノレールの未来を考える会が、延伸地域の住民ら約六百人
に実施したアンケートでは、延伸に賛成は31%、反対は39%という結果になった。

市は年内に需要予測を見直す予定だ。本当に市民が望む延伸なのか。費用対効果は
見込めるのか。モノレール問題も新市長の試金石になる。


<千葉都市モノレール> 

千葉市が約90%を出資する第三セクター。1979年に会社が設立され、88年に
開業した。千葉みなと駅-県庁前駅(3.2キロ)と千葉駅-千城台駅(12.0キロ)
の2路線で運行。軌道に車体がぶら下がる「懸垂型」モノレールとしては世界一の
営業距離を誇る。1日の利用客数は約4万5000人。

●延伸計画がある千葉都市モノレールの県庁前駅
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)

◎千葉都市モノレール URLリンク(www.chiba-monorail.co.jp)

◎ソース
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)



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