09/06/05 00:00:44
NECが独立行政法人・海洋研究開発機構に納入した新型の「地球シミュレータシステム」が4日、
LINPACKのベンチマークで122.4TFLOPSの性能を達成した。
新型の地球シミュレータは、3月1日より海洋研究開発機構で稼働を開始。今回、LINPACK
ベンチマークで国内最速となる122.4TFLOPSを達成した(2008年11月のTOP500との比較)。これまでの
国内最速は東京大/筑波大/京都大の「T2Kオープンスパコン」の83TFLOPS。理論性能に対する
実効性能を示す実効効率では、世界最高の93.38%を達成したという。
システムは同社のベクトル型スーパーコンピュータ「SX-9/E」160ノードで構成され、ピーク性能は
理論値で131TFLOPS。CPUは1CPUで102.4GFLOPSの演算性能を持ち、稼働システムとして世界最速
としている。このCPUを活かす大規模な共有メモリや、CPUとメモリ間のデータ転送、ノード間の
高速ネットワークにより、世界1位の実効効率を実現した。
▽ソース:PC Watch (2009/06/04)
URLリンク(pc.watch.impress.co.jp)
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