09/06/04 02:24:28
日産自動車が、日米で来年から発売する電気自動車(EV)に、長時間の充電が
不要なEVシステムを搭載することが3日、分かった。EVはバッテリーへの
充電時間の短縮が課題の一つだが、バッテリーそのものを交換する方法を採用する。
現在の技術では通常の充電器を使った場合、フル充電まで数時間、急速充電器でも
数十分かかるが、数分でフル充電したバッテリーと交換できるという。ガソリン車の
給油とほぼ同じ時間で、日産ではEVの普及に弾みがつくとみている。
バッテリー交換システムは、米ベンチャー企業のベタープレイス(カリフォルニア州)
が開発した。車体を持ち上げ、底部に搭載したバッテリーを機械を使って取り外し、
充電済みのバッテリーと交換する。日産はこの技術に注目し、今年4月から横浜市内で
実証実験を進めている。
システムの設置コストは50万ドル(約4800万円)と、ガソリンスタンドの貯蔵
タンクの半分以下で済むという。日産では公的補助を受けながら、首都圏を中心に
交換スタンドの設置を進めていきたい考えだ。
日産が開発中のEVは5ドアハッチバックの小型乗用車。バッテリーがフル充電での
場合、走行距離は約160キロで、追浜工場(神奈川県横須賀市)で来年秋から年間
約5万台を生産する。
バッテリー交換システムを採用することで、日産は車体価格からバッテリー価格を
除いて販売することも検討している。バッテリー交換の際に課金することでバッテリー
価格を回収する仕組みとし、EV購入の初期費用を抑制することもできる。
トヨタ自動車やホンダがハイブリッド車を環境対応車の中核と位置づけるなか、
日産は二酸化炭素(CO2)を排出しないEVを主力に据えている。EVは2020年
までに年間500万~600万台規模に世界市場が拡大すると見込まれているが、
カギを握る充電インフラが現状ではほとんど整っておらず、普及にあたっての課題に
なっていた。
●関連過去スレより画像と動画
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◎日産自動車 [コード/7201] URLリンク(www.nissan-global.com)
◎ソース
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