09/05/29 21:09:29
国や地方が管理する主要空港のうち、ターミナルビルなど関連施設も含めた
2005年度の全体収支が黒字だったのは新千歳と大阪だけで、そのほかの37空港は赤字だったことが
29日、学識者らでつくる航空政策研究会の推計で分かった。
06年開港の2空港は06年度収支を推計、神戸が黒字、北九州が赤字だった。
調査対象は離島空港などを除き国や地方が管理する計41空港。
航空機の着陸料や停留料、土地・建物の貸付料など空港の基本的な収入にターミナルビル会社や
駐車場の料金などの合算から、空港運営に関する人件費や環境対策費、減価償却などの
支出を差し引いて収支を算出した。
その結果、黒字額は大阪が69億円、新千歳が16億円となった。
一方、赤字額が最も大きいのは羽田空港の137億円で、沖合展開事業費の借金がかさんだことが原因。
巨額の土地使用料を地権者に毎年払っている福岡空港(120億円)、那覇空港(49億円)も赤字額が大きかった。
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