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四国学院大（香川県善通寺市文京町、末吉高明学長）は、２０１０年度から
カリキュラムを全学的に改編する。教養教育を重視するとともに、１９の主専攻
領域（メジャー）の中から入学後に選んで学ぶ「メジャー制度」を導入。
野球を学問としてとらえ科学的に研究する「ベースボール科学メジャー」を
新設するなど、同大の特色を生かしたユニークな専攻とする。
同制度は、幅広い視野と基本的な教養を備えた人材の育成が狙い。
入試時に選んだ専攻を卒業まで学ぶ形態を見直し、全員が１年次に教養教育を
受講して興味のある分野を探した上で、２年次以降、選択した専攻を深く掘り下げる。
入試は学部別に行うが、他学部の専攻も選択可能という。
中でも、「野球専門の学問は日本の大学で初」（同大）というベースボール
科学メジャーでは、対戦相手の情報から試合を有利に運ぶ方法を確立する
「ベースボール・情報分析」、野球を支える人や社会に焦点を当てる
「ベースボール・マネジメント」など、野球に特化した科目を開設予定。
同大がスポーツの研究や硬式野球部のトレーニングなどに取り入れている
最新機器も活用する。
同メジャーの設立にかかわった漆原光徳副学長（スポーツ科学）は
「幅広い知識や高い技能を身に付けた『真の野球人』を育成し、野球に関する
ビジネスをもっと広げたい。プレーはしないが野球好きという『野球オタク』や
女子学生も大歓迎」と話している。
同制度の導入に伴い、ベースボール科学などメジャー１９分野と副専攻領域
（マイナー）一分野を設置。学部・学科は文学部人文学科、社会福祉学部
社会福祉学科、社会学部カルチュラル・マネジメント学科の３学部３学科に改める。
◎四国学院大学 URLﾘﾝｸ(www.sg-u.ac.jp)
◎ソース
URLﾘﾝｸ(www.shikoku-np.co.jp)