09/05/26 20:44:35
新日本製鉄など国内鉄鋼大手は、09年度の鉄鉱石の購入価格を前年度より
33%引き下げることで、英豪資源大手リオ・ティントと合意した。
過去最大の値下げ幅で、値下げは7年ぶり。単純計算で、国内鉄鋼業界の
調達コストは数千億円削減される見通し。日本の製造業の重荷となっていた
原料高が緩和されそうだ。
交渉決着で、豪州産の鉄鉱石価格(粉鉱)は08年度の1トンあたり
約90ドルから約60ドルに下がった。価格は4月1日にさかのぼって適用される。
鉄鋼需要が落ち込む中、日本勢は40%以上の値下げとなる07年度価格
(約50ドル)並みを要求。リオなど資源大手側は値下げ幅20%を主張した。
鉄鉱石と並ぶ主原料である石炭の09年度の価格は、すでに08年度より57%安で
合意している。
国内鉄鋼大手は今年4月、トヨタ自動車と09年度の自動車用鋼材の価格を
前年度より1トンあたり1万5千円(十数%)下げることで合意。
この際、鉄鉱石の価格が大幅に下がることを想定し、鋼材価格に反映している。
今回の鉄鉱石の価格交渉決着でも、鉄鋼業界は「価格を再び見直す必要はない」
(大手首脳)との立場だが、自動車業界側が再度の値下げを求める可能性もある。
◎ソース
URLリンク(www.asahi.com)
◎元スレ
【資源】鉄鉱石、値下げへ 35%軸に新日鉄とリオが調整[09/05/22]
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