09/05/23 14:41:49
茨城県内最大級の商業施設「イオン土浦ショッピングセンター」(イオン土浦SC、土浦市上高津)が
22日、オープンした。開店前に長蛇の列ができるなど28日のグランドオープンに向け、上々の
滑り出し。7月には阿見町に「プレミアムアウトレットあみ」がオープンする予定で、県南地域の
大型店による顧客争奪戦に一層、拍車がかかりそうだ。
イオン土浦SCはこの日午前9時、近隣住民向けにソフトオープン。
「黒船」のような同店玄関には約4700人が並び、3260台分の駐車場もほぼ満車となった。
同店は核店舗のジャスコ土浦店のほか、専門店が160店で、9スクリーン1500席の
シネマコンプレックスも併設。県内のイオンSCでは水戸・内原店の専門店180店に次ぐ
規模で、敷地面積(約15万8368平方メートル)では県内最大となる。
イオン側の計画書(平成15年当時)では、推定売上高約220億円を見込んでいたが、
未曾有(みぞう)の不況。
同店の進出で「絶対的な影響」が懸念される土浦市内の商店街連合会などは、JR土浦駅前の
「イトーヨーカ堂土浦店」と“共同戦線”をはり、「消費の拡大と商店街のにぎわい創出」を目的に、
イオン土浦SC開業前に定額給付金を中心市街地で消費してもらおうと、最大10%の
キャッシュバックセールを実施している。
一方、つくば市内では、つくばエクスプレス(TX)研究学園駅に隣接する大型商業施設
「イーアスつくば」が昨年10月、開業した。イオン土浦SCを迎え撃つ筆頭格と目され、
店舗数221店は北関東で最大級の規模。
イオン土浦SC側は「イトーヨーカ堂さんより、業態が似ているぶん、イーアスつくばさんがライバル」
という。
TXつくば駅前には「西武百貨店」、「ララガーデンつくば」などが所在する。「イーアスつくばの
進出で既存大型店との競争が激化した」(商業関係者)といわれ、今回のイオン土浦SCの開業により、
県南地域の商業地図の塗り替えは必至だ。
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URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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