【コラム】「オレってすごい」と昇進躁病に--日本人に多い『昇進うつ』(香山リカ・精神科医) [05/19]at BIZPLUS
【コラム】「オレってすごい」と昇進躁病に--日本人に多い『昇進うつ』(香山リカ・精神科医) [05/19] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
09/05/19 19:37:21
突然だが、「昇進うつ」という言葉を知っているだろうか。会社勤めの人などが
めでたく出世、本人も周囲も大喜びだったのに、いざ新しい職位についてみると、
なんだか思うように仕事に取り組めない。意欲もわかない。そのうち食欲もなくなり、
ため息ばかり。気がついたときにはすっかりうつ状態になっている、というのが、
この不思議なうつ病の特徴だ。

昇進うつは、責任感が強く生真面目(きまじめ)な日本人にとくに多いと言われる。

昇進のお祝いパーティーで「これもひとえに皆様のご支援のおかげと考えて、
いっそう気を引き締めて滅私奉公の姿勢で…」などと硬い表情であいさつするタイプが、
自分で自分にプレッシャーをかけすぎるあまり、心のエネルギーを消費してうつ病に
なってしまうのだ。

一方、昇進などうれしいことがあると、責任を痛感するよりもまず
「ワーオ! オレってすごい!」と自画自賛して喜びを爆発させる、映画に出てくる
典型的なアメリカ人のようなタイプは昇進うつにはなりにくい、と考えられていた。

日本でも最近、後者の“オレってすごい”タイプが増えてきたので、昇進うつを見る
機会も減っていた。

ところがこのところ、新しい“昇進病”を続けて見たのだ。話をわかりやすくする
ために、その人を係長から課長になったPさんとしておこう。

Pさんは、「この昇進は自分の努力と能力のたまもの」と考えて、気分よくすごして
いた。職位が上がると、社内での扱いもまったく変わる。女性社員たちもみな、自分に
あこがれの視線を送っているように思えた。会議の席でも、経営陣に対して自信を
持って意見を伝え、ときには言い負かすことさえあった。

このようにして「わが世の春」とばかりにPさんの調子はどんどん上がり、ついには
上司を罵倒(ばとう)したり女性社員にセクハラまがいの発言を繰り返したりする
ようになった。

ここまで来ると、立派な躁(そう)状態。Pさんは、昇進うつならぬ昇進躁病になって
しまったのだ。

幸い、Pさんの異常に気づいた家族が早めの受診をすすめ、社内で決定的な問題を
起こす前に治療を開始。間もなく躁状態もおさまったが、あのまま行けば会社を辞める
羽目になっていただろう。

つまり、昇進でプレッシャーを感じすぎるのもよくないが、「オレってすごい」と
有頂天になりすぎるのも危険、ということだ。いつもなるべく平常心、これがいちばん
いいようだ。

◎ソース 
URLリンク(news.goo.ne.jp)

◎関連スレ
【労働環境】“うつ病発症”東芝社員への療養補償給付認める…東京地裁、労基署の不支給処分取消命じる判決[09/05/18]
スレリンク(bizplus板)

【労働環境】深夜勤務続きうつ病発症、郵便事業会社に慰謝料支払い命じる判決―東京地裁、連続勤務の差し止めは否定[09/05/18]
スレリンク(bizplus板)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch