09/05/24 06:41:21 CyPOkE6E
>>402
基本的にベクトル演算パイプというのは、プログラム中のDoループ部分でしか効果を出せない。
しもかDoループでもデータの依存関係で必ず効果が出せると決まった訳でもない。
効果を出すというのは早く言えばベクトル演算命令を発行してベクトル演算パイプに連続的にデータを流し込むだけの話なんだが、
これをベクトル化と言う。
ベクトル化できなかった部分は全部スカラで処理しなければならない。
だからスカラ性能が重要なのだ。ちょっとベクトル化率が下がればすぐにスカラ性能が見えてくる。
メーカーが売り込みに行けばスカラ性能は必ず問題にされる。
トータルどうだ?だけだとベクトル化率で全然話が違ってくるからだ。
恐らく、売り込む時にこれを開示しないで済むということはありえない。
だから開示しているとは思うのだが、たぶん世間一般への公表はできないような粗末な値なのだw
ちなみにSXが流体でしか優位性を主張できないのはスカラ性能が貧弱という以外に説明が付かない。
ベクトルは物量だがスカラは開発力がもろに出る。
あんなちんけな市場しか獲れてないのに設計に大したリソースなど投入できまい。
プロセスもVt下げまくりの大飯喰らい、おかげで実装もクソ高、セラミック基板などというメインフレーム時代の遺物まで使ってる。
市販のスカラプロセサではそういう点も徹底的にコスト競争していて、
PWB実装でCPUファン1個+筐体ファン1個で冷却可能だ。
こんなものとっとと整理しなきゃダメだったのだ。
会社が傾くまで続けるなど狂気の沙汰w