09/05/27 15:10:29 aXoTFeNB
>>587
それは一見正しそうに聞こえるが、実は大きな誤解がある。
フルに動いた場合というのは、想定すれば全ベクトルパイプの全演算器(加減/乗)が同時に動いた場合だ。
それはとりもなおさず、流体計算といった極限られた場合。
流体であればベクトル化率は確かに98%前後まで行く。
もっとも、本当に加減/乗が同時に動くかといえばそれは概ねウソだ。
加減パイプだけ、や、乗算パイプだけ、が動いても、ベクトル化されたことになるから
本当に平均的に見て全演算パイプが動くケースなんて稀だと思う。
だから、全演算器が動いた滅多にないピーク動作同士で比べるのはどうかと思うな。
LINPAKとは言わない。ありとあらゆる計算をさせた時を想定する必要がある。
しかし、
流体でしか優位性を発揮できない=流体でしかベクトル化率を高められない
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それでも全演算器が動くなんて稀
とするなら、ビルドアップ基板の座布団に載せ、セラミック基板に半田ボールでべた付け実装という、
狂ったような高コストの冷却や実装は、
まさに物凄く限られたケースの冷却に対応するための投資と言うことになる。
こんなコスト無視、得意科目が流体だけ、その為にコスト無視なんて、
商業的に成功しないだけでなく、
実質随意の入札などの公的援助くらいでは(それでも無駄は大きく許されることではないが)
全く永続性を確保する事もできないクソアプローチだったのさw