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日立、最終赤字7880億円 09年3月期、製造業で過去最大
日立製作所は7日、2009年3月期の連結最終損益が7880億円の赤字
(前の期は581億円の赤字)になったもようだと発表した。従来予想は7000億円の赤字。
電力設備など重電部門の業績が改善傾向にあるが、繰り延べ税金資産の取り崩し額
を増やしたため赤字額が膨らんだ。製造業としては過去最大の赤字になる。
売上高は前の期比11%減の10兆円と従来予想より200億円減少。電子部品や情報
通信部門の売り上げが予想を下回った。本業のもうけを示す営業利益は63%減の
1270億円。従来予想より870億円の改善で、重電部門や産業機器部門などの利益が
予想より増えた。
グループの収益改善に時間がかかると判断して、過去に積み上げた繰り延べ税金
資産の取り崩し額を増やしたため、法人税等の負担額は前回予想より1750億円増加
した。 (12:26)
日本経済新聞
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