【労働】中国人元実習生が賃金搾取賠償求めて故・小渕元首相の甥と受入れ団体を提訴 [05/05]at BIZPLUS
【労働】中国人元実習生が賃金搾取賠償求めて故・小渕元首相の甥と受入れ団体を提訴 [05/05] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
09/05/05 03:12:30
賃金を中間搾取されたとして、中国人の元技能実習生の男性が7日、受け入れ団体
「日中経済産業協同組合」(東京都渋谷区)と組合理事長で故小渕恵三元首相のおい、
小渕成康(まさやす)さん(42)を相手に約215万円の賠償を求め東京地裁に
提訴する。組合の仲介により金属加工会社で就労した2年余り、研修手当や賃金を
ピンはねされたと主張している。元実習生の弁護士によると、把握しているだけで
同様の被害者は約50人、被害総額は3000万円に達するという。

提訴するのは04年11月~07年2月に群馬県桐生市の金属加工会社で研修・実習
した中国籍の倪文利さん(26)。

倪さん側の出口裕規弁護士によると、研修期間の04年11月8日~05年11月7日、
月額約5万円の研修手当が支払われるはずが約3万円しか支給されず、技能実習期間
の05年11月8日~07年2月11日にも月額約11万5000円と定めた賃金が
月2万~2万5000円程度しかなかった。

倪さん名義の口座には金属加工会社から毎月、ほぼ契約通りの額が振り込まれていた。
しかし通帳と印鑑を組合が保管しており、倪さんはお金を引き出せなかった。本来の
支給額との差額約176万円に慰謝料などを加えた計約215万円の賠償を求める。

小渕理事長は故小渕元首相の兄の長男で、小渕優子少子化担当相のいとこ。実習生の
賃金約1200万円を着服したとして労働基準法違反(中間搾取)で在宅起訴され、
宇都宮地裁足利支部で08年12月、懲役1年、執行猶予3年を言い渡され、確定した。
判決は「常習的に中間搾取した」と指摘した。

出口弁護士は「他の被害者を募り、追加提訴したい」と話す。一方、組合を通じた
取材に対し、小渕理事長は4日現在回答していない。

【ことば】▽外国人研修・技能実習制度▽ 1年の研修後、実習生として2年間労働
できる。研修生は労働者ではなく研修手当が支給され、実習生は労働者として賃金が
支払われる。07年の研修生は約10万2000人。08年、不当な時間外労働など
「不正行為」が認定された企業・団体は452と過去最多だった。

◎ソース
URLリンク(mainichi.jp)

◎関連スレ
【労働】中国人研修・実習生への依存--外国人の単純労働を認めない日本で、産業を支える存在に [05/05]
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