09/04/30 12:33:25
米スターバックスは29日、1-3月期(同社第2四半期)収益発表を行った。
発表によると、第2四半期純利益は77%減の2,500万ドル、一株利益3セントとなった。
米スターバックス既存店売上高は前年同期比8%減、ワールドワイドでは同3%減となった。
同社は第2四半期に1億2千万ドルのコスト削減を行ったという。リストラ費用を除けば、
同社第2四半期一株利益は16セントとなり、ロイターアナリスト予測平均を１セント
上回った。売上高は同7.6%減の23億ドルとなった。スターバックスは2009年度に世界
で20店の新店舗を開設する予定である。
同社は今後数百万ドル規模の広告キャンペーンを行い、消費者らによる「高価な飲料」
のイメージに挑戦していく予定である。同社CEOのハワード・シュルツ氏は「スター
バックスコーヒーは4ドルもしない」と強調し、同社の販売するコーヒーが高価格帯に
位置するという消費者のイメージの払拭に努めた。
世界最大のコーヒーチェーン店であるスターバックスは、景気後退のあおりを受け、
競合他社マクドナルドの飲料に押され気味になっているのではないかとの懸念の声も
アナリストらの中から聞かれている。これに対し、シュルツ氏は「スターバックスが
小売市場で競合他社に押されているのではないかとの懸念は過大評価されている」と
述べた。
スターバックス株価は29日の時間外取引で1.2%上昇して13.85ドルとなった。
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