09/04/21 23:16:42
「大正13年からずっと一族で議席をいただいてきた」-。
自民党内で浮上している世襲候補の立候補制限で21日、世襲閣僚から不満の声が
一斉に上がった。
森英介法相は、85年前の大正13年からの世襲を明らかにした上で「そういう家に
生まれただけで排除されるのは不合理。有権者から理解を得られればいい」と反論。
父が蔵相の金子一義国土交通相は「意味のある議論じゃない」と切って捨てた。
曾祖父が衆院議長、祖父が首相、父が外相の鳩山邦夫総務相は「職業選択の自由に
反するから法的規制はできない。(政党の)内規なら可能だ」と指摘。
だが「『おれはいいけど後は駄目』はいけない」とも述べ、議論に現職を含めるべき
だとハードルを上げた。
一方、父が首相の小渕優子少子化担当相は「げたを履き、他人の出馬の可能性を摘む
部分も正直ある」と自戒の言葉。父が衆院議員の塩谷立文部科学相は「制限は憲法に
反する」としながら「わが党は(世襲が)3分の1と多い印象はある」と語った。
衆院選の自民党マニフェスト(政権公約)に世襲制限を盛り込みたい菅義偉選対
副委員長は同日、「(論議を)避けたら(衆院選が)どうなるか考えるべきだ。
何らかの制限をとれというのが国民の圧倒的な声だ」と反論した。
◎ソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)