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日本自動車工業会が現役大学生を対象に行った調査によると、「興味がある製品・サービス」の
トップはパソコン。自動車は17位と低迷している。
また、40、50代の社会人に大学時代の意識を聞いたところ自動車は7位だった。
この20~30年で若者のクルマ人気は7位から17位に大きく後退したことになる。
若者はなぜ、クルマへの興味を失ったのか。
「スピードへの情熱を失ったからです」とはモータージャーナリストの清水草一氏だ。
「人間にとってクルマは自分の世界を広げるための道具。だから、世の中に活気があった高度経済
成長期の若者たちはクルマに憧れ、いろんな世界に向かって疾走しようとした。
ところがバブル崩壊以後、若者は萎縮(いしゅく)し、クルマを欲しがらなくなったのです。
地方に行けば分かりますが、若者は軽自動車に乗ることで満足している。暴走族もとんと
見なくなりました」
確かに暴走族は減少している。警察白書によると、08年の全国の暴走族の人数は1万1516人。
88年が3万6934人だから、20年で3分の1以下に激減したことになる。
では、若者がクルマに回帰する可能性は?
「景気動向しだいです。かつて英国も不景気で自動車産業がダメになりましたが、景気が
回復し始めた95年ごろからクルマブームが再燃した。また、中国人のクルマ熱もかなり高い。
日本も不況を克服すれば、若者が“巣ごもり”から脱して外に目を向けるようになり、クルマ熱は
回復するはず。ただし高度成長期ほどの情熱は期待できませんが」(清水氏)
暴走族は減り、若者は軽自動車に乗って“ママさん化”。平和だ……。
(日刊ゲンダイ2009年4月17日掲載)
ソースは
URLリンク(news.livedoor.com)
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