09/04/20 17:26:18
最新モデルの冷蔵庫でリサイクルの樹脂材料を活用し、二酸化炭素(CO2)
排出量を削減したなどと宣伝しながら、実際はほとんど活用していなかったとして、
公正取引委員会は20日、景品表示法違反(優良誤認)で日立製作所の子会社、
日立アプライアンス(東京)に排除命令を出した。
日立アプライアンスは不当表示を認め、9機種が「省エネ大賞」で受賞した
「省エネルギーセンター会長賞」を返上したことを明らかにした。
公取委によると、同社は昨年11月以降、日立ブランドの冷蔵庫「栄養いきいき
真空チルドV」と「ビッグ&スリム60」シリーズ全9機種のカタログや新聞広告
で「使用済み冷蔵庫の棚などの樹脂材料を真空断熱材として活用」と表示。
「省資源化とともに製造工程でのCO2排出量削減を実現」などと宣伝していた。
しかし公取委が調べたところ、9機種中6機種で「リサイクル樹脂」は全く使用して
おらず、残り3機種で部分的に、従来の材料と混ぜて断熱材に使っていただけだった。
◎日立アプライアンス「景品表示法に基づく排除命令について」
URLリンク(www.hitachi.co.jp)
◎日立製作所 [コード/6501]
URLリンク(www.hitachi.co.jp)
◎ソース
URLリンク(www.chunichi.co.jp)