09/04/17 07:16:39
日本企業に韓国製の部品を売り込むことで、慢性的な対日貿易赤字の削減につなげようと、
韓国で初めての商談会が開かれ、イ・ミョンバク大統領もトップセールスを展開しました。
この商談会は、去年4月の日韓首脳会談で、部品・素材産業の交流拡大に合意したのを受けて、
日韓両政府などが16日、初めて開いたもので、ソウル郊外の会場には日本企業およそ40社と
韓国企業およそ600社が参加しました。
商談会では、日本の電機メーカーなどがそれぞれブースを設けて、購入したい部品を説明し、
これにあわせて韓国の部品メーカーが製品や技術力を売り込みました。
会場には、イ・ミョンバク大統領も姿を見せ、「日韓両国は1つの経済圏として成長すべきで、
力をあわせて経済危機を克服しよう」と述べて、日本の企業関係者に積極的な取り引きを
呼びかけました。
韓国の製造業は、日本から輸入する品質の高い部品に大きく依存しており、対日貿易赤字は、
去年初めて300億ドルを突破しました。韓国政府としては、最近のウォン安も追い風にして、
日本向けの部品の輸出を増やすことで、慢性的な貿易赤字の削減につなげたいとしており、
ことし秋には日本でも商談会を開く予定です。
参加した東京のアルミニウム加工メーカーの経営者は「韓国はここ数年で技術レベルが
ずいぶん高くなっており、なんとか契約を成立させたい」と話していました。
▽News Source NHK ONLINE 2009年4月17日 5時29分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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