09/04/19 11:27:10 Va5oMAqG
■地域経済の公的依存度
内閣府の県民経済計算をもとにして(政府最終消費支出)+(公的固定資本形成)を(県内総支出)で割る。
徳島県の場合、政府最終消費支出が6438億円、公的総固定資本形成が2316億円、県内総支出が2兆7392億円だから、公的依存度は32%
残りの68%はサービス業が主だけど公務員や建設業の人たちが生活している中で、その生活を支えるサービス業も成り立ってるの。
徳島県で働いている人は37万4000人。そのうち、建設業が3万7000人、公務員が1万5000人。この数字には学校の先生は入っていない。
今の地方は「官」のお金なくして経済や生活が成り立たない。
■地 方 財 政 の 便 益 と 負 担
徳島県庁の予算歳出、つまり1年間に出て行ったお金は5000億円。
このお金が、公共事業とかに使われて徳島県の経済を支えている。
この5000億円のうち地元住民から税金とかで入ってくるお金は約半分!!!!!
残りは?都市からの税金で穴埋め。国からもらうお金、「地方交付税」が1430億円、「国庫支出金」が660億円、借金の「地方債」720億円。
自立?無理でしょ。
地方債の返済も都市の税金で穴埋め←地方債といいながら、実質は地方の住民は負担しない
20億円で道路を造るとき、その半分、つまり10億円は国が金を出す。残りの10億円は、地方負担。でも、そのうちの5億5000万円は
道路特定財源から出てくるから 実際には地方の負担じゃない。
残りの4億5000万円・・・ このうち、3億2000万円も、 実は地方が負担しなくてもいい。
つまり、地方は1億3000万円負担するだけで、|20億円の道路を造ることができる。
18億7000万円の負担を都市部に押し付けて。
20億円の道路造るときに、地方は4億円の借金してもいいってことになっている。
でも、返さないといけない4億円のうちの80%、 つまり3億2000万円は、「地方交付税」で国からお金をもらえる。
地方にとって、道路を造ることは、20億÷1億3000万、 つまり、15倍以上もの投資効果があるのよ。
地方分権→今の仕組み=負担してる人と便益を受けてる状態の是正→自分のケツは自分で拭きなさい→貧しい地方はもっと貧しくなる地方はオワタ