09/04/12 12:51:46
松江市が発行する2割の特典付き商品券「だんだん商品券」の第2回窓口販売が
11日、市役所本庁や各支所など10か所であり、市民らが列を作った。
計1億2000万円分が販売されたが、購入者のほぼ全員が上限額の10万円で
購入したため、手にできたのは計1216人。混乱防止などのため、整理券を
配った今回も、並んだ揚げ句、買えなかった人が多く、不満の声が上がった。
また、12日販売分を入手しようと、11日午後6時時点で約100人が市役所
本庁に並んでおり、“狂騒曲”はまだ続きそうだ。
1500冊(1冊1万円)を販売した市役所本庁では、10日午後8時頃から
列ができ始め、11日午前5時頃には300人以上が並んだ。販売開始の約1時間
前には、整理券が配られ、150人目より後に並ぶ人は買えない場合があることを
職員らが説明したが、あきらめて帰る人はわずかだった。
販売は午前10時に庁舎内で始まり、約1時間15分後、153人目で完売。
2番目に並び10万円分購入した、同市国屋町の会社員石飛英彦さん(43)は
「前回は3か所も郵便局を回って買えなかっただけに感無量」と言い、150番の
券を受け取った同市学園の島根大4年田崎優さん(23)は「午前2時半から
並んだので、ほっとした。整理券があれば並び続けるかどうか、判断しやすい」
と話した。
しかし、購入できなかった人の中には、「この整理券で明日買えないのか」
「今日、整理券をもらった人を明日、優先してもらえないのか」と職員らに
詰め寄る姿も見られた。
約5時間待って買えなかった同市上乃木の無職男性(59)は「上限額を下げる
などして、みんなに行き渡るようにしてほしい」と険しい表情。市商工課の楫野
一郎係長は「生活支援ではなくあくまで経済対策の事業なので、ご容赦いただき
たい」と話した。
第2回の窓口販売は12日にもあり、第3回は14日、第4回は23日に実施される。
問い合わせは実行委(0852・25・9350)。
●整理券を受け取る人たち
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◎島根県松江市
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◎ソース
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