09/04/11 01:09:14
米国人で「資本主義が社会主義より優れている」と信じているのは全体のわずか53%のみだと
いうことが、最新の世論調査の結果、明らかになった。米国経済に社会主義色が強まりつつある
ことに不安を感じている人たちにとっては、あまりうれしくないニュースだ。
調査会社ラスムッセン(Rasmussen Reports)が実施した世論調査によると、20%の人たちが
社会主義のほうが好ましい経済システムだと回答しているという。この驚くべき結果は、米国では
過去数十年間で最悪とされる不景気で苦境を強いられる中、資本主義への不満が高まっている
ことを示唆している。
この世論調査は4月6-7日に1000人を対象に実施されたもの。同調査の誤差は3%ポイント以内。
調査の質問項目では、資本主義と社会主義の定義を説明していない。ちなみに、「分からない」と
答えたのは27%だった。
前月に実施された別の調査では、米国人3人のうち2人が、大きな政府やビジネスが手を結び、
消費者や投資家の利益を損ねていると回答している。
一方、前年12月のオバマ政権発足前の調査では、70%が自由市場経済が好ましいと答えていた。
▽ソース:AFP通信 (2009/04/10)
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