【コラム】信じがたいほど縮小する日本経済(英エコノミスト誌)[09/04/10]at BIZPLUS
【コラム】信じがたいほど縮小する日本経済(英エコノミスト誌)[09/04/10] - 暇つぶし2ch1:本多工務店φ ★
09/04/10 00:59:33
日本は1度ならず、2度の「失われた10年」に苦しむ危険にさらされている。

「失われた10年」は、1度であれば不運と見なされるかもしれない。
それが2度となると、不注意に思える。

株式市場と不動産バブルの崩壊を受け、日本経済は1990年代に停滞を続けたが、最近の経済状況は当時以上に厄介に見える。
2月の鉱工業生産は前年比38%減少し、1983年以来最低の水準となった。

2008年10~12月期に年率換算で12%落ち込んだ実質GDP(国内総生産)は、今年1~3月期にはそれ以上のスピードで縮小した可能性がある。
経済協力開発機構(OECD)は、日本のGDPが2009年通年で6.6%収縮し、過去5年間の回復期における経済拡大をすべて帳消しにすると予想している。

16年間も停滞続く

実際そうなれば、日本経済は1991年に最初に躓いて以来、平均で年率0.6%しか成長していないことになる(右図の上のグラフ参照)。
今年1~3月期の名目GDPは、デフレの影響もあって、恐らく1993年当時の水準まで後退したと見られる。
事実上、日本経済は16年間も全く成長していないわけだ。

2003年から2007年にかけての日本経済の一見力強い回復は、幻想だったのだろうか。
また、日本はなぜほかの先進諸国以上に激しく世界危機の煽りを受けたのか。

日本が輸出に依存しすぎているというのが一般な見方だが、現実はそれより少々複雑だ。

日本のGDPに占める輸出の割合は、ドイツや中国よりずっと小さく、つい最近まで米国と同水準だった。
2001年までの10年間、純輸出は日本のGDP成長率に全く貢献してこなかった。

それ以降は輸出が確かに急増し、11%程度だったGDPに占める輸出比率は昨年17%に急上昇した。
輸出企業の設備投資を合わせると、純輸出は2007年までの5年間のGDP成長の半分近くを担ったことになる。

輸出は大幅な円安と米国の消費熱を背景に活況を呈した。
日本では住宅バブルも信用バブルも起きなかったが、円安は別の類のバブルを引き起こした。
日本の輸出企業が、円安が続き、世界需要の堅調さも続くと信じて生産能力を拡大した結果、経営資源の配分を大きく誤ってしまったのである。

5年間の景気回復は「輸出バブル」

昨年、海外需要が崩壊して円が急騰すると、日本の輸出「バブル」は弾けた。
輸出総額は過去1年間で半分近く落ち込んだ。自動車や家電製品などの日本の高価値製品は、不況になると、人々が真っ先に買い控える商品だ。

豪マッコーリー証券のエコノミスト、リチャード・ジェラム氏は、鉱工業生産はそろそろ最悪期を脱する可能性があると述べる。
企業が過剰在庫を減らすために工場を一時閉鎖した結果、今年、生産高と輸出高は需要の落ち込み以上に減少した。

例えば、2009年1~2月の日本の自動車生産台数は前年同期実績より5割も少なかったが、世界の自動車販売台数は25%しか減っていない。

>>2に続く

ソース:JBpress
URLリンク(jbpress.ismedia.jp)
ソースのソース:The Economist
Japan The incredible shrinking economy
URLリンク(www.economist.com)


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