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大阪府は8日、泉北高速鉄道を運営する第三セクター、大阪府都市開発を鉄道と
物流事業などに分け、段階的に分割・民営化する方針を固めた。3年以内に売却完了を
目指す。同社は長年黒字経営だが、民間に委ねた方が経営効率が高まると判断した。
売却収入は財政再建に充てる。9日にも戦略本部会議(知事ら幹部で構成)で決め、
府議会やほかの株主と調整に入る見通しだ。
売却先は入札で決めるが、鉄道は相互乗り入れする南海電気鉄道への売却が有力と
みられる。府はすでに非公式に打診。同社は取得の検討に前向きな姿勢を示したという。
府都市開発には、府が49%を出資。関西電力(18%)、大阪ガス(同)と、銀行3行(各5%)が
出資している。東大阪市などで大規模なトラックターミナルも運営。子会社がりんくうタウン
(泉佐野市)でホテルや国際物流施設を運営する。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/04/08)
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