09/04/04 08:41:52
中国産の食品を国産と偽装するなど、食品の表示をめぐってJAS法に違反したとして
改善を指示された件数が、昨年度は全国で118件と、現在の制度になってから最も多かった
ことがわかりました。
農林水産省によりますと、昨年度、食品の表示をめぐってJAS法に違反するとして国や
都道府県から表示の改善を指示されたのは全国で118件ありました。
これは、前年度よりも40%増えており、JAS法が改正され、違反した会社に改善指示を
するという現在の制度になった平成14年7月以降、最も多い件数になります。
また、昨年度は、中国産などを国産とする産地偽装が全体の75%を占め、それまで
多かった賞味期限や消費期限の偽装が少なくなっているのが特徴です。
都道府県別では、福岡県が11件と最も多く、続いて大阪府と千葉県が8件となっています。
農林水産省では、福岡県は、中国や韓国からの食品の経由地点になっていることから、
違反が多いのではないかとみており、「調査の技術も高まっていることから、消費者の安心を
確保するうえでもきちんと取り締まりをしていきたい」としています。
▽News Source NHK ONLINE 2009年4月4日 4時19分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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▽農林水産省
URLリンク(www.maff.go.jp)
▽Press Release
平成20年度におけるJAS法に基づく品質表示基準違反に係る改善指示の実績について
URLリンク(www.maff.go.jp)