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シャープが、家庭の電気料金並みのコストで発電できる太陽光発電システムを2010年度に
実用化し、日米欧で量産する方針を固めたことが2日、わかった。太陽光を電気エネルギーに
変換する際の効率を世界最高の20%に高め、発電コストを下げる。太陽光発電の普及に
弾みがつきそうだ。
平均的な太陽光発電システムは1キロ・ワット時当たりの発電コストが49円(07年)かかる。
家庭用の電気料金(23円)の2倍程度で、太陽電池の購入価格などコストの高さが普及の
障害となっている。シャープは現在、太陽光発電システムで世界2位だが太陽電池の変換効率は
14・4%程度だった。これを20%に高める技術を開発。同じ面積でより多くの発電ができるように
なりコストが下がる。現地生産による輸送コストの削減などを通じ太陽電池の価格も下げる。
10年度に日本で試験ラインを稼働させ、政府主導で普及を図っている日米欧で生産設備を
順次建設する。
▽ソース:読売新聞 (2009/04/03)
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