09/04/01 23:50:19
岡山市が1日、政令指定都市に移行した。全国で18番目、中国地方では広島市に次いで2番目の
政令市となる。道路管理などの事業が県から移譲されるとともに、地方交付税の増額などで財政規模
も拡大し、地域経済の活性化にも期待がかかる。中四国各県や近畿にアクセスしやすいという強みを、
まちづくりと産業政策にどこまで生かせるかが今後の課題となる。
政令市移行にともない、国道・県道の管理や小中学校の教職員採用など1572の事業が県から市に
移譲された。また宝くじの発売などが可能になるため、財政面の裁量が拡大する。
市内は北、南、東、中の4区に分かれ、それぞれの区役所が各種証明書の交付など市民サービスの
窓口となる。市役所本庁舎を含む中心市街地は北区に位置し、市の人口（約70万人）の4割強が集中する。
市は政令市移行とあわせ2016年度までの8年間を計画期間とする「新・岡山市総合計画」を策定。
産業振興面ではコンベンション（大規模見本市）の誘致活動に力を入れる方針を打ち出している。
▽ソース：NIKKEI NET （2009/04/01）
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)