【株式/出版】東洋経済新報社『会社四季報』大失態! 誤ってイエローカードの汚名 [03/31]at BIZPLUS
【株式/出版】東洋経済新報社『会社四季報』大失態! 誤ってイエローカードの汚名 [03/31] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
09/03/31 17:11:02
個人投資家のバイブル「会社四季報」(東洋経済新報社)が大チョンボをやらかし、
話題になっている。最新号で、東証1部上場の橋梁メーカー「サクラダ」(千葉県)
について、「継続企業の前提に疑義が存在」と誤った企業説明を載せてしまったのだ。
東洋経済は謝罪し訂正文をホームページ上にアップした。経営再建中のサクラダは、
一歩間違うと信用不安が起きかねないだけにカンカンだ。

問題となったのは、東洋経済が3月16日に発売した四季報の2009年2集・春号。
四季報では上場企業約3800社の企業情報を1社ごとに掲載しているが、サクラダ
について、「単体営業赤字で継続企業疑義注記」と誤った説明を載せてしまった。

「継続企業疑義注記」の意味はこうだ。サクラダの経営者が会計ルールに従い、経営
の継続に支障をきたすような重大なリスクが自社に存在することを開示。合わせて
会計をチェックする監査人も監査報告書のなかで、重大なリスクが存在することを
注記として記し、投資家に注意を促したという意味だ。
投資家にとっては、監査人が認めた“イエローカード企業”の意味合いがある。
ところが、サクラダの経営者は「継続企業の前提に疑義が存在」との開示は
一切行っておらず、監査人も注記を記していなかった。
四季報をみたサクラダは東洋経済に抗議するとともに、「そのような事実は全くござ
いません」とするリリースを公表。東洋経済もホームページ上にサクラダの企業説明
に誤りがあることを載せた。

サクラダは、1895年創業の橋梁工事の老舗企業。近年は公共工事削減のあおりを
受けて業績が悪化。さらに、新規事業として参入した投資ファンド事業で損失が発生
し、2009年3月期連結決算では1億円の経常赤字、21億円の最終赤字に転落
する見通しだ。

【誤って「イエローカード企業」の汚名】

同社の株価は08年11月6日以降、10円割れの水準で推移していたが、前日
(3月30日)は10円で取引を終え、約5カ月ぶりに10円台を回復。時価総額も
約10億円で低空飛行を続けていたが、前日には約17億円にまで回復した。
東京証券取引所は、1部上場銘柄の時価総額について一定の基準を設けており、
現在は「時価総額が12億円未満の状況が9カ月続いた場合、東証2部に指定替えを
行う」となっている。サクラダはこれにひっかかり続けていたが、年度末にきて基準
を上回ってきた。
そのサクラダはコスト圧縮により収益力を強化し、橋梁工事の受注も増加傾向にある。
2月27日に発表した今後の見通しでは、「業績の改善を図り、市場からの評価を
高め、東証1部銘柄として上場を維持していく」と表明している。
経営が低迷するなか、監査人が「継続企業の前提に疑義がある」と“イエローカード”
を突き付けなかったのは、こうした経営改善の姿勢や実績が評価されてのこととみら
れる。

サクラダは四季報の誤りについて、「今後発売される四季報に訂正文を印刷した紙を
挟み込むよう要請することも検討したが、弁護士とも相談した結果、これ以上の対応
を求めることは難しいと判断した」と憤まんやるかたない様子。

一方の四季報編集部は「こちらのミス。関係者にお詫びします」と平謝りではある
ものの、ミスへの対応については「過去にも間違いはホームページ上でのみ対応して
いる」としている。

URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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