【DTM】ボーカロイドはどこへ向かうのか…ネット時代の音楽、著作権 「初音ミク」チャートインの理由[03/10]★2at BIZPLUS
【DTM】ボーカロイドはどこへ向かうのか…ネット時代の音楽、著作権 「初音ミク」チャートインの理由[03/10]★2 - 暇つぶし2ch2: ◆S.iC3voeOI @物質混入φ φ ★
09/03/15 20:45:49
(>>1の続き)
初音ミクの最初のメジャー流通盤は、livetuneというグループのアルバム『Re:Package』だった。
このリリースで注目すべき点は、彼らがJASRAC登録を回避したことだった。
業界の常識では、メジャーの流通に乗せるなら著作権登録は当たり前なわけだが、
彼らはその常識には従わなかったわけだ。そうした理由は簡単で、ユーザーの二次利用を妨げないためだ。

このlivetuneの成功は良い前例となった。今回のsupercellもlivetune同様にJASRAC登録はしていない。
ネット時代の実態に合わせたリリース条件をメジャーに認めさせたことが、初音ミクの成した功績の一つだろう。

また「コピーが楽曲の価値を毀損する」という問題も、ここには存在しない。
個々の収録曲は動画サイトでいつでも聴けるし、その多くはタダでダウンロードもできる。
それでもCDが売れるという状況は、自分が参加した場には誠実に対応するという、
クリエイターとリスナーの態度が作ったものだ。


ここまで大量の才能が一時に出てきたことは、過去を振り返ってもそう多くはない。
そこで気になるのは、初音ミクのキャラクターは、いろいろな意味でまだ借り物だということだ。
同じクリエイターの曲でも、ボーカロイドとそれ以外では再生数に大きな開きがある。
リスナーの多くはボーカロイドの曲が聴きたいのだ。

彼らはボーカロイドというアイドルに楽曲を提供する、作詞・作曲家のような立ち位置で
仕事をしていくのか。あるいは初音ミクなしで、アーティスト個人としての道を踏み出すのか。
いずれにしても、今までの音楽とは違う新しい場で、新しい人たちが、新しいやり方で活躍することになる。
そこには必ず新しい音楽も生まれるはずなのだ。


(以上)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch