09/03/14 00:00:15
フランス国家憲兵隊(Gendarmerie nationale)が使用しているPCクライアントの搭載OSを
全てMicrosoft WindowsからUbuntu Linuxに乗り換えへることを決定していたことが10日、
欧州委員会(EC)が運営しているオープンソース推進サイト「Open Source Observatory and Repository(OSOR)」の発表により明らかとなった。
フランス国家憲兵隊では既にオフィスソフトに関しては
2005年からMicrosoft OfficeからフリーのOpenOfficeへの乗り換えを実施していることから
WindowsからUbuntuへの移行も今のところ、特に障害はなくスムーズに進むことが予想されている。
フランス国家憲兵隊では合計9万台のPCの内、年内をメドに1万5000台をUbuntuへ移行させ、
2015年までに全てのPCの移行作業を完了させるとしている。
フランス国家憲兵隊ではUbuntuへの全面移行を決定した理由として
「Microsoft XPからVistaへの移行は大したアドバンテージがないことが判ったこと、
また、マイクロソフトではWindowsからUbuntuに移行させた場合はエンドユーザーの再教育が必要になると言っているが、
実際、調べてみたところ違いはアイコンと添付されているゲーム位しかないことが判った」と述べている。
この移行によりフランス国家憲兵隊では5000万ユーロ(約63億円)の費用削減を見込む。
ソース:Technobahn
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