09/03/07 23:50:33
5日発表された調査結果によると、ロンドンは世界の金融センターとしての優位を保ち、
ニューヨークを抑えて1位を維持した。東京は15位と8段階順位を落とし、主要都市の中で
後退が目立った。
調査はロンドン当局の委託でコンサルタントのZ/エン・グループが実施した。2位の
ニューヨークに続く、3~8位はシンガポール、香港、チューリヒ、ジュネーブ、シカゴ、
フランクフルトの順。ドバイは23位で横ばい。ムンバイの49位も変わらずだった。
半年前の調査と比べ上位6都市に変動はなかったものの、それぞれの得点は低下した。
世界的な景気悪化と金融サービス業界への信頼低下が反映されたとロンドン当局者は指摘した。
ロンドン金融街の政策会長、スチュアート・フレーザー氏は発表資料で、「調査結果には
すべての金融センターに対する厳しい信頼低下が表れた」とし、「金融サービスの現状に
ついて否定的な見方が強まった」とコメントした。
調査は銀行、資産運用、保険業界の1455人を対象に実施。規制、税制、市場へのアクセス、
人材、インフラなどの項目についての得点に基づき62都市をランク付けした。
▽ソース:Bloombreg (FujiSankei Business i) (2009/03/07)
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