09/03/05 14:50:22
トヨタ2次下請けの日本高周波が破綻
帝国データバンク名古屋支店は5日、トヨタ自動車の2次下請け企業で自動車部品
メーカーの日本高周波(愛知県豊田市)が今月3日に事業を停止し、事後処理を弁護士
に一任したと発表した。負債額は2008年3月末時点で約26億円。
帝国データバンクによると、日本高周波の08年3月期決算の売上高は113億円。
昨秋の金融危機以降、トヨタ関連の下請けで、年商100億円以上の企業の経営破綻
(はたん)は初めて。
同社は豊田市のほか愛知県内の田原、豊橋両市にも工場を持ち、自動車用ドアの
内張り加工やヘッドレスト製造などを手掛けてきた。トヨタグループの主要企業、トヨタ紡織
(同県刈谷市)からの受注が約8割を占めていた。
トヨタの高級車ブランド、レクサス車向けに07年、豊田市内に工場を建設したが、生産
初期に不良品が発生するなど経費がかさみ、07年3月期の純損益は1億8400万円の
赤字だった。
トヨタショックの影響で受注が大きく減り、資金繰りが悪化していた
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