09/03/03 07:40:50
2月の大手デパートの売り上げは、「高島屋」と「大丸」が衣料品などの販売不振で
およそ11年ぶりの落ち込みとなるなど、景気の急激な悪化による消費の冷え込みに
歯止めがかからない状況が続いています。
大手デパート各社の先月の売り上げは、前の年の同じ月に比べて「大丸」が15%、
「高島屋」が14.6%それぞれ減少し、消費税の引き上げに伴う駆け込み需要の反動で
売り上げが大幅に落ち込んだ平成10年3月以来、およそ11年ぶりの下げ幅となりました。
また、「松坂屋」が15.5%、「伊勢丹」が12.7%、「三越」も12.4%、減少し、
大手5社すべてが10%を超える減少となりました。
これは、消費の冷え込みで宝石やブランド品といった高額品の販売が引き続き
振るわなかったほか、婦人服などの売れ行きが伸び悩んだことなどによるものです。
こうしたなかでデパート各社は、低価格帯の品ぞろえを充実させるほか、
春物のセールを行うなど、需要の掘り起こしを図っていますが、景気の悪化で消費者の
節約志向は一段と強まっており、依然として厳しい経営環境が続いています。
▽News Source NHK ONLINE 2009年3月3日 5時26分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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