09/03/02 01:43:49
東証1部上場の情報サービス大手、CSKホールディングス(東京)に金融市場から厳しい視線が注がれて
いる。2009年3月期に巨額の連結営業赤字を計上する見込みで、株価は1年余りで約14分の1、社債の
価格は額面(100円)の4分の1ほどと散々な状況になっている。業界の風雲児と呼ばれたベンチャー企業の
雄に、一体何が起きているのか-。
CSKは2月に入り、09年3月期の連結営業損益の見通しを、従来予想の150億円の赤字から1020億円の
赤字に大幅に下方修正した。08年3月期が192億円の黒字だったことを考えると雲泥の差だ。
業績悪化は、03年から金融子会社のCSKファイナンスを通じて進出した不動産証券化事業のつまずきが
主因。保有不動産の価格が下落したことで、08年10-12月期に評価損が652億円も発生した。
「本業のシステム開発とは無関係な不動産金融に手を出し、不動産市況悪化の影響をモロにかぶった」
(大手銀関係者)
これ以外にも有価証券の評価損や売却損が重なった。
金融危機の影響をモロに受けたCSKは、総事業費442億円で横浜市のみなとみらい地区に計画していた
本社ビル(地上33階建て)建設を中止している。
そんなCSKに金融市場は厳しい視線を注ぐ。株価は昨年1月4日に3640円、同11月5日でも902円
あったが、業績悪化を嫌気し今月26日には255円まで下落。1年余りで約14分の1になっている。
▽ソース:ZAKZAK (2009/02/27)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
▽関連スレ
【証券】CSK:1000億円赤字 今期最終損益見通し、不動産の評価損処理…会長辞任の意向 [09/02/13]
スレリンク(bizplus板)l50
記事は>>2以降に続きます。