09/02/27 01:36:03
オバマ米大統領は26日、2010会計年度(09年10月-10年9月)の予算編成方針を示す予算教書を議会に提出した。
金融危機対策や景気刺激のための財政出動が膨らみ、
09年度の財政赤字は1兆7521億ドル(約171兆7000億円)と史上最大規模に拡大、
10、11年度も1兆ドル前後の高水準の赤字が続くと見込んでいる。
金融安定化策のため、必要に応じて2500億ドル(約24兆5000億円)の公的資金を追加できる条項も盛り込んだ。
官民で実施する不良資産の買い取り資金に充当する。
現在ある公的資金枠7000億ドルでは足りないと判断した。
オバマ大統領はホワイトハウスで演説。
「短期的には赤字の増大が必要だ」と国民に理解を求めた上で、
今後2兆ドル規模の歳出を節減し、自らの任期の4年間に赤字を半減させる方針を強調した。
景気対策と財政健全化を両立させる考えだ。
大統領はまた「米国をより強くし、競争力を高めるような投資は犠牲にしない」と語り、
環境・エネルギー、教育、医療の3分野に重点投資する方針を表明した。
一方で前政権時に「聖域」扱いだった国防予算は、10年度に前年度比4.0%増の5337億ドルに抑制。
ただイラクやアフガニスタン駐留経費を中心とする「テロとの戦い」の費用は、01年度以降の累計で1兆ドルを突破する。
ソース:47NEWS
URLリンク(www.47news.jp)
関連スレ
【経済政策/米国】オバマ米大統領、富裕層増税へ=国民皆保険に向け資金捻出[09/02/26]
スレリンク(bizplus板)