【金融危機】英国の落日、瓦解した”金融帝国”の夢 (東洋経済online)[09/02/23]at BIZPLUS
【金融危機】英国の落日、瓦解した”金融帝国”の夢 (東洋経済online)[09/02/23] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
09/02/26 12:41:29
ソースは
URLリンク(www.toyokeizai.net)
URLリンク(www.toyokeizai.net)
URLリンク(www.toyokeizai.net)

[1/3]
「クレジット・クランチ・ランチ」。ロンドンの金融街シティでは、急激な信用収縮(クレジット・
クランチ)をもじった割安な昼食が人気を呼んでいるが、正直なところ、英国経済はジョークでも
食えない厳しい現実のただ中にある。

ウィンブルドン化(外資導入)や積極的な規制緩和、そして33倍ものレバレッジを利かせた資金力で
作り上げた、輝かしい金融立国の痕跡は今のロンドンには見当たらない。「クール・ブリタニア」
(かっこいい英国)と称賛され、かつての大英帝国の復活を夢見たユーフォリア(陶酔)は、すっかり
消え失せた。

巨額な財政拡張を背景にポンドは売られ、対ドル相場で23年ぶりの安値に落ち込んだ。
イングランド銀行(BOE)は1694年の創設以来最も低い1・0%に政策金利を引き下げ、
量的緩和に踏み出す。GDP成長率も2四半期連続マイナスのリセッション入り。年率換算の成長率は
景気後退感が強いユーロ圏より悪化している。

平均株価指数も、1年前の6割水準にまで崩れ落ちた。米ダウ工業株平均指数を写真に撮ったかの
ように相似した英FTSE100の推移は、マーケットの特異性だけでもたらされたわけではない。
過剰流動性に伴う金融の信用拡張と収縮、そしてカネ余りが招いた住宅バブルの発生と崩壊。
この二つの構造要因が金融危機を深刻化させたという点では、まさに英米両国は主犯格の“共犯関係”に
ある。

米国一極集中だった投資資金の流れは、米国の極端な経常赤字を産油国や新興国、ファンドのマネーが
米国債購入などでファイナンスすることで埋められてきた。このグローバルインバランスの仕組みが
うまく機能したのは、誰あろう英国のおかげだ。ロンドン・シティには長年の歴史的背景から、巨額な
オイルマネーや欧州のヘッジファンドマネーが吸引され、ニューヨーク・ウォールストリートへ巨額な
投資資金を繰り出していた。この資金の流れが今、金融危機による信用収縮で、投資した本国へ逆流を
始めているのだ。

崩れゆく英国経済を表すグラフ
URLリンク(www.toyokeizai.net)

■前RBS議長がABN アムロ買収は誤りと謝罪
英金融機関の中でも、最もリスクにさらされているのが大手銀行のRBS(ロイヤルバンク・オブ・
スコットランド)だ。2008年通期決算で280億ポンド(約3・4兆円)の最終損失という
英国史上最大の赤字額を計上した。約200億ポンドの公的資金が二度にわたって注入され、英政府の
RBS持ち株比率は58%から70%に膨らんだ。RBSが実質国有化に陥った原因は、地銀から
大手銀行に駆け上ったRBSのM&A戦略が裏目に出たことによる。

爆弾となったのはオランダの銀行、ABNアムロの買収(コンソーシアム)だ。これにより英国GDP
(2・5兆ドル)を上回る2・8兆ドルもの問題含みの資産・負債を抱え込むことになり、その中には
米国の不良資産も含まれていた。

-続きます-


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch