09/02/25 01:48:14
複合特殊素材メーカーの山本化学工業(大阪市生野区)は24日、同社が開発した高速水着向け
素材「バイオラバースイム」が、ミズノや伊アリーナ社など、世界のスポーツ各社で相次いで採用された
と発表した。昨年の北京五輪では英スピード社の高速水着「レーザー・レーサー(LR)」が話題を独占
したが、記者会見した山本富造社長は「五輪後、バイオラバーの優位性が認められ始めている」と
自信を見せた。
採用したのはミズノ、アリーナのほか、米ティア社、ニュージーランド・ブルーセブンティ社など計15社で、
独アディダス社とも商談中という。現在8万着分を受注したという。
バイオラバーを採用した水着は、LRと比べて着用時の締め付けが楽で、血流量の低下を抑えられる。
また、LRが着用に数人がかりで約30分かかるのに対し、1人で3~5分で着用できる。
国内大手で初の採用となったミズノでは、北京五輪にも出場した男子背泳ぎの入江陵介選手が1月に
日本新記録を樹立するなど、実績が出始めている。
山本社長は「他の国内メーカーへの呼びかけを強め、早く日本の選手が日本の水着で泳げるような
態勢づくりを進めたい」と述べた。
▽ソース:MSN産経ニュース (2009/02/24 20:32)
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