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>>379
★消費者金融の破綻ラッシュになれば、「融資先の3分の1がノンバンク」である地域金融機関・第二地銀の経営を揺るがす
◆「過払い金」問題 証券化商品に波及 クレディア破綻で顕在化[日経 2007/09/21]
◆クレディア破綻で忍び寄る 地域金融機関への“連鎖” URLリンク(diamond.jp)
なかでも関心を集めているのが50億円を融資していた静岡銀行。融資額の半分程度に担保を設定し、破綻直後に保全した。
だが、その担保が貸出債権、つまり利用者のローン債権だったことから同行の立場が微妙になった。
『ローン債権だけに、過払い利息返還請求も、もれなくセットとなる。つまり、クレディアに代わって返還に応じなければならない』可能性が高まり、
「利息返還がいくらになるか、想像がつかないだけに大きなリスク」(地方銀行幹部)を抱え込んでしまったというわけだ。
さらにクレディアが過払い利息の請求権を、優先的に保護する対象とせず、銀行融資などの一般債権と同列に扱う方針を打ち出したことも波紋を広げている。
これがスタンダードとなれば、消費者金融側は過払い請求リスクを払拭でき、「民事再生法の適用申請で、経営再建を目指す消費者金融が相次ぐ」(消費者金融幹部)と見られるからだ。
『そうなれば、「融資先の3分の1がノンバンク」(地銀幹部)とまでいわれる第二地銀の経営に大きなダメージを与える。』
『たとえ損失額が少なくても収益規模が小さいだけに、「消費者金融の破綻が相次げば、赤字転落する第二地銀が続々と出てくる」(同)というのだ。』
クレディアに10億円以上の融資を行なっている金融機関は215にも上る。
『今後、消費者金融の破綻ラッシュになれば、地域金融機関の経営を揺るがす大問題へと発展しかねない。』