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>>237
★機械受注・工作機械受注が鮮明に示唆する、GDPコンポーネントの設備投資の急減傾向
■『《機械受注》は、GDPコンポーネントの《設備投資》の先行指標。 設備用機械を発注する段階で集計するため、実際の設備投資に半年ほど先行。』
《機械受注》は、機械メーカー280社が各業界から受注した生産設備用機械の金額を集計した統計。
メーカーが機械を受注してから「6カ月」ほど後に工場などに導入されて設備投資額に計上されるため、「設備投資の先行きを示す指標」となる。
しかも、この機械設備のストック調整はグローバルなレベルで見て、まだ始まったばかりであり、底は全く見えない。
設備投資はGDPの17~18%を占める。因みに、消費はGDPの55%強を占める。
【調査】2008年10-12月の機械受注、16.7%減 過去最大の落ち込み[09/02/09] スレリンク(bizplus板)
■『《工作機械受注統計》は、《機械受注統計》の先行指標。 つまり、GDPコンポーネントの《設備投資》の先行指標の先行指標とも言える指標。』
◆工作機械受注額(速報値)[日本工作機械工業会]
▽01月…前年同月比-84.4% 前月比-49.3%
8ヵ月連続前年割れ。前年比減少率は3ヵ月連続過去最大
【調査】1月工作機械受注額(速報)は前年比‐84.4%、3カ月連続で過去最大の減少=工作機械工業会[09/02/09] スレリンク(bizplus板)
■従って、設備投資は相当先まで非常に厳しい状態に陥るという予想を示唆する。今は小波、津波は夏から年末に到来。
統計が物語る先行きは、厳しさはこれからが本番化、その厳しさの度合いも相当大きい。この厳しい状況をよく肝に銘じるべき。