09/02/14 02:23:25 5iI5AiCz
大きく変化した社会に対し、旧態依然としたままの日本の教育。
雇用するだけの価値を見出されない人間、雇用されてもぬるま湯につかり、
後になってリストラに怯えるような人間を、今も大量に世の中に送り出し続けている。
周囲の環境により、社会に出る前に与えられた時間の”本当の重み”に気付かされた人間は、
社会に対する向き合い方を考えて学び、自らの進路を見定めて社会に出て、活躍している。
一方、社会に出る直前まで社会に向き合わず、慌てて「有名企業リスト」のような
職種もバラバラなものから進路を決めようとするような人間は、時間の”本当の重み”を
有効に使えず、極端な場合は完全に無駄にしてしまうだろう。
当然のように、自らの意志と歩みを相手に伝えることも弱くなり、壁に当たる人間も増える。
自分という存在は、自分自身では定義できず、”他人との関わり”の中で定義される。
教育の本質も結局、”他人との関わり”を進めるための振舞いかたを知ることに行き着く。
非正規の職に就き、掲示板や友人に「隣の正規は、オレと同じ仕事なのに、オレより高給」等と言っても
それは正しい”他人との関わり”ではなく、自身の定義は何も変わらない。
自身も高給が取れるというのならば、正しく”他人との関わり”を持ち、それを証明すべきだろう。