09/02/10 14:36:32
半導体メーカーの「スパンション ジャパン」(川崎市)は10日、東京地裁に
会社更生法の適用を申請し、保全命令を受けた。
帝国データバンクによると負債総額は約741億円で、製造業としては
今年最大規模だ。
同社は携帯電話やデジタル家電などに使われるフラッシュメモリーを製造している。
従業員は1350人。
1993年に富士通と米半導体メーカー、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の
共同出資で設立され、現在は米ナスダック上場の半導体メーカー、スパンションの
日本法人となっている。
2006年12月期の売上高は約1797億円。景気低迷による需要減で業績が悪化、
福島県会津若松市の工場の拡張設備投資や研究開発費が経営を圧迫していた。
ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
同じニュースで日経サイトから、
富士通出資の米半導体大手 日本法人が更生法申請
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
米半導体大手で富士通が出資する米スパンションの日本法人スパンション・ジャパン(福島県
会津若松市)は10日、東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請した。
民間調査機関の帝国データバンクによると負債総額は741億円。
会津若松市にある半導体工場への設備投資などが負担になっていたところに半導体不況が重なり、
資金繰りに行き詰まった。
米スパンションは2003年に富士通と米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の
フラッシュメモリー事業を統合して設立した。富士通は米スパンションに10%超を出資する
筆頭株主となっており、AMDも10%弱を出資。米国と会津若松市に生産拠点を持ち、
スパンション・ジャパンは会津若松工場を運営している。
同社の主力商品であるNOR型フラッシュメモリーは家電製品や携帯電話などに使われている。
日本では富士通が同製品の生産を委託しているほか、販売代理店も務めている。
富士通はスパンション・ジャパンの破綻について「影響は現在調査中」としている。