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政府が製粉各社に売り渡す輸入小麦の価格が、4月に10%程度引き下げられる公算が
大きくなってきた。農林水産省の「輸入麦の政府売渡ルール検討会」座長の林良博東大院教授が
29日の会合で、検討中の価格決定ルールの見直しが4月には間に合わず、現行のルールを
使うことを示唆した。
政府は3月に前倒しで引き下げることも視野に見直しを進めてきたが、検討会の議論が難航。
4月は従来通りの手法で価格を改める公算が高まっている。
林座長は同日の会合で「大きな制度変更も考えており、拙速にはできない。2月に議論を
終えたかったが、もう少しかかる」と述べた。小麦の売り渡し価格はパンやめんなどの
食品メーカーに影響する。製粉会社はルールが国際相場への連動性を高めるように見直されると
「交渉負担が増す」などと反発。見直しの議論が遅れている。
▽News Source NIKKEI NET 2009年01月30日07時01分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽輸入麦の政府売渡ルール検討会
URLリンク(www.maff.go.jp)