09/01/25 04:10:59
イオン系デベロッパーのイオンモール（千葉市）は２３日、中部国際空港の対岸部（前島、愛知県常滑市）で
建設を計画している大型商業施設「イオンモール常滑（仮称）」の開業時期について、当初予定の今年秋から
２０１０年以降に延期する方針を明らかにした。景気後退による消費の低迷を受け着工を遅らせ、テナント
構成や施設コンセプトなどの事業計画を見直すことにした。
計画では、イオン系の総合スーパーなど２つの核テナントを専門店で結ぶモール型の商業施設を予定して
いた。しかし資材の値上がりなどで建設費用が想定を上回る見通し。急速な景気悪化も重なったため、計画
通りでは十分な収益が見込めないと判断した。
イオンモール経営企画部は「従来のショッピングセンターと同じでは、客が呼び込めない。景気動向を見極め、
施設内容や着工時期を決めたい」としている。
予定地は愛知県企業庁が開発した「中部臨空都市」の一画。イオンモールと県企業庁は昨年９月、予定地
約２０万平方メートルの賃貸契約を締結し、今月に土地の引き渡しがあった。
契約では、引き渡しから３年以内に開業するよう取り決めている。県企業庁は「現段階でイオン側から開業
時期の見直しの連絡はない。３年以内に開業すれば契約上、問題はない」としている。
▽ソース：中日新聞 （2009/01/24）
URLﾘﾝｸ(www.chunichi.co.jp)