09/01/20 11:49:07
イギリスの大手銀行、RBS、「ロイヤルバンク・オブ・スコットランド」は、
金融危機の影響で、去年の業績が、最大で280億ポンド、日本円で
3兆7000億円という巨額の赤字決算に陥る見通しになりました。
発表によりますと、住宅ローンなど保有資産の損失が80億ポンド、日本円で1兆円を
超えるほか、おととし買収したオランダの大手銀行が持っていた資産の評価損などが、
2兆5000億円余りに上る可能性があるということです。
この結果、去年1年間の損益は、最大で280億ポンド、3兆7000億円の赤字に
陥る見通しで、赤字額は、アメリカのシティグループを抜き、今回の金融危機を受けた
決算では、金融機関として最悪になるものとみられます。
RBSは、去年6月までの決算で上場以来初めて、赤字に転落しましたが、その規模は
日本円で1000億円程度でした。
損失が急激に増えた背景には、市場環境の一段の悪化に加えて、公的資金の投入で、
過半数の株式を保有したイギリス政府が、損失を厳格に査定するよう強く働きかけた
ことがあるものとみられます。
金融システムの安定には、金融機関が保有する資産の損失を明らかにすることが
欠かせないとされており、今回の巨額の損失発表は、ほかの金融機関にも影響を
与えそうです。
ソースは
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